お金が貯まらない家に共通してあるモノ
「毎日一生懸命節約しているつもりなのにちっともお金が貯まらない」と悩んでいる人は、家の中にお金が貯まらないモノがないかどうかを点検してみましょう。
まずお金がたまらない人の共通点として、「片付け・整理が下手」というポイントが挙げられます。
家計簿をきちんとつけようと思ってレシートをまとめて保管している人がいますが、このタイプの人はまずお金が貯まりません。
2〜3ヶ月前のレシートをまだ整理せずに保管しているということは、収支が出ていないだけではなく、どんなものにいくら使ったか、どこでお金を無駄にしたかを把握できていないということです。
レシートを貯めなくても、「今月は食費を3万円以内に収めよう」という目的をきちんと立てて実行したほうが、効率的です。
また、使い捨ての割り箸やスプーンが引き出しに溢れ、引き出しが閉まらないような状態になっている人もお金を貯めることは難しいと言えるでしょう。
使い捨ての割り箸やスプーンが多いということは、それだけお弁当やコンビニのスイーツを無駄に買っているということです。
「チリも積もれば山となる」のことわざ通り、毎日使う金額はわずかでも、年中お弁当を買っていれば年間ではたいした金額になります。
ですから、割り箸とスプーンを入れるスペースを決めて、そこからはみ出したら「お弁当の買いすぎだな」と判断するようにすれば、分かりやすく節約することができます。
むだな出費が多い家にあるモノ
セールで安くなっていたから買った服が多い家も、お金がなかなか貯まりません。
特に自分の好みでもないし、手持ちのワードローブとも合わないのに安くなっているという理由だけで服を買ってしまうと、コーディネーションに困り、結局は小物アイテムを書い足さなければならなくなることも珍しくありません。
日頃から自分のワードローブを管理し、定価でも買いたいアイテムだけを買い揃えていく習慣をつければ、無駄な出費をしなくてすみます。
ビニール傘が5本以上家にある人も、要注意です。
コンビニなどでは500円でビニール傘が買えますが、単なる金額だけの問題ではなく、置き場所に困るという問題があります。
「今日は雨が降りそうだけど、面倒だから折りたたみ傘を持って行くのはやめよう」という発想がある人は、お金を貯めにくい傾向があります。
天気予報で雨が降りそうな日は、必ず小型の折りたたみ傘を持参する心遣いがある人は、お金も貯めやすいものです。
もうひとつ、使いかけの洗剤が山ほどある家も、家計の無駄遣いをしていると言えるでしょう。
浴室用の洗剤が何本もあるような場合は、1本を使い切る努力をしてみることが大切です。