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燃費が悪くなる原因とは
通勤や買い物に便利な車。車のメンテナンスは「旦那に任せている」という家庭も多いのではないでしょうか?燃料の消費率を指す「燃費」。1リットルあたり何キロ走れるかを計る目安です。車の性能や種類、使用方法によってこの数値は変動します。日常生活で使う車ですから、燃費が悪いとガソリン代もばかになりません。
車の燃費が悪くなる原因の1つは、車のコンディションによるものです。走行距離が10万キロ以上の場合、エンジンや電気系統が劣化して燃費が落ちている可能性があります。エンジンオイルの劣化や不足、オイルポンプが正常に機能しているかを確認しましょう。オイル交換は車種によってタイミングが異なりますが、1万5,000km毎の交換が一般的です。小まめにチェックしておきましょう。
エンジン回りの機能が劣化している可能性以外にも、センサーの故障やタイヤの空気圧減少による可能性も。比較的新しい車なのに燃費が急に落ちた。と感じる場合は、エンジン以外のトラブルを疑いましょう。
定期的な点検やメンテナンスによって車のコンディションを万全に整えておくと、燃料代の節約に繋がります。
燃費を向上させる方法
ガソリンを満タンにすると重量が増えるため、ガソリンは満タンにしないほうがいいようです。しかし、ガソリンの価格が安い時には、満タンにしたほうが効率は良いという声もあります。ガソリンの価格次第で満タンにするか判断するといいでしょう。
次に丁寧な運転を心がけるのも大切です。乱暴にアクセルを踏み込んだり加速して急ブレーキを踏んだりする走行は禁物。燃費が悪くなる原因となります。アクセルやブレーキは、ゆっくりと踏み込んだり離したりするだけでも、燃費が向上するでしょう。
無駄なアイドリングも控えてください。アイドリング中、車は止まっていてもエンジンは動いているので燃料は消費しています。無駄なアイドリングを繰り返していると少しずつ無駄に燃料使ってしまいますよ。
走行する経路にも工夫が必要です。できるだけ、渋滞にはまらない道を選びましょう。少し進んでは止まったり、進んだと思えば急に止まったりという動きも、無駄に燃費を消費しています。
通勤前の渋滞情報の確認や家族で遠くに出かける時も、渋滞しそうな道をあらかじめ確認しておくといいでしょう。
マイカーの状態を良好に保ち、丁寧な運転を心がけるだけで燃費は良くなります。「セルフメンテナンスで大丈夫」というご家庭も、1度は整備工場で燃費について相談してみてはいかがでしょうか?