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育児ストレスと夫

育児というのは非常に大変なものです。
子供が生まれれば母親はなかなか自分のペースで生活をするということが難しくなってしまいます。

最近では育児を積極的に手伝ってくれる男性を指すイクメンという言葉も誕生しています。
しかし全ての男性がそのような感じなわけではなく、いまだに家事や育児というのものを甘く見ている男性が居るというのも現状です。

実際に育児の大変さというのはやってみなければ分かりません。
また少しの時間育児に携わっただけでは育児の大変さを本当の意味で分かるわけではないため、そこもママのストレスを高めてしまう原因になってしまうこともあるでしょう。

夫がストレス!

実際に育児をしているママに対してとったアンケートとして、ストレスのトップに君臨しているのが夫の存在です。
夫というのは、パートナーと呼ぶべき存在ですから本来は一番も味方であるべき存在です。

しかし、子供が生まれても今まで通り自分の生活パターンを変えずに過ごしたり育児に対して協力する姿勢などが見えないとして育児をしているママに多くのストレスを与えている男性も多いんです。

中には、子供と1日遊んでいるだけというように育児を軽視されるような発言を浴びたママさんも存在します。
頑張っているのにそんなことを言われてしまうと、ストレスが溜まるのも当たり前のことでしょう。

育児とお金

育児は大変なことですが、育児をしているからといって明確な報酬が発生するものではありません。
そのため、育児をすることに対して給与が与えられるとという考えもありました。

しかし結果的に言えば、育児にたいする報酬としてお金が渡されればママは頑張れるのかというと、そういうわけではありません。
お金が発生してしまうと、育児をすることが目的ではなくお金を得ることがメインの目的になってしまうためです。

こういった目に見える報酬が発生することによってもともとの目的に対するやる気がそがれてしまうことをアンダーマイニング現象と言います。

本当に求めているものは

育児というのは、目に見える報酬が発生する行動ではありません。
しかしそういった報酬の発生しない行為というのは重要なものではなく、して当然のものという認識をされやすい傾向にあります。

しかし何らかの自分の努力が報われなければなかなかモチベーションを継続することが難しくなってしまいます。
そこで重要になってくるのが、ママの努力に対して目に見えない報酬を与えるということです。

ここでいう報酬とは夫の育児に対する理解や、育児を頑張っている妻に対する感謝の気持ちです。
それらがあるだけでもママのモチベーションは高まっていきます。

本当に妻を大事に思っているのであれば、そういったねぎらいの言葉というのは必須になってきます。
それらを意識することでママのストレスは緩和していくでしょう。