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お金もかからないし、一緒に体を動かせるしといいこと尽くめ

マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいるお母さんにとって、子供をどこで遊ばせたらいいかというのは悩みのタネです。
スポーツが得意な子供に育てるためには、小さい頃にさまざまな動きをして遊ぶことが非常に大切です。
つまり、運動能力というのは遺伝とはあまり関係がないのです。

運動させるのがいいと言っても、あまり小さい頃からスポーツクラブなどに通わせるのもどうかとためらうお母さんにおすすめなのが、公園遊びです。
遊具のある公園では、子供はいろいろな遊びを体験することができますし、自由に走り回ることもできます。
同じ年頃の子供も来ているので、一緒に遊ぶことによって協調感やコミュニケーション力を育てることもできます。
それだけではなく、親も一緒に遊ぶことができるので、スキンシップを取りながら楽しい時間を過ごすのには最適です。

公園遊びの極め方

公園遊びを極めるためには、とにかく「自由」を鉄則にすることが大切です。
「こういう動きをすると子供の運動能力が伸びる」などといった堅苦しいルールは抜きにして、子供が遊びたいように遊ばせれば自然に運動能力がアップしていきます。
公園遊びを楽しくて充実したものにさせるためには、いろいろな公園に行ってみるのもおすすめです。
ひとつの公園だけではなくていくつかの公園をはしごしてみたり、時には隣町の公園まで遠出してみると子供も喜ぶものです。

忘れてはいけないのは、公園はあくまでも遊びの場であって、運動能力を鍛えるための特訓の場ではないということです。
子供の体の発達に重要な役割を果たす「ぶら下がる」「握る」「くぐる」などといった動作は、公園で遊んでいれば自然に身に付いてきます。
あまり神経質にならないようにして、子供と一緒に公園遊びを楽しむぐらいの心のゆとりを持ちたいものです。

公園遊びにぴったりのおすすめ公園

スポーツトレーナーの中には、子供の発育を考えた公園遊びに詳しい「パークマイスター」と呼ばれる人たちがいます。
パークマイスターが子供の遊びにぴったりだと考えている公園の中に、東京都荒川区の「汐入公園」があります。
汐入公園は敷地面積が広く、芝生が気持ちいいフリースペースや陸上トラックなどの設備があります。
複合遊具(アスレチック)もあり、年長の子どもたちとの交流もできるようになっています。

新宿区にある「落合公園」も複合遊具が充実している他、大きな池や木々もたくさんあるので、自然と触れ合いながら遊びの楽しさを感じることができます。
落合公園は妙正寺川と西武新宿線にも隣接しており、アクセスも便利なので一度行ってみることをおすすめします。
文京区の肥後細川庭園(旧・新江戸川公園)も人気があります。