No image

幼稚園でわんぱくな家の子は「リーダー的な存在」

家の子は好奇心が強く、チャレンジ精神のある子です。公園に連れて行くと勢いよく走りだし、木の葉にいる見た目にも怖い毛虫を捕まえてきて観察したり、小学生の子達が遊ぶ仲に1人で突入し「鬼ごっこ」に入れてもらったりしています。興味を持った事に対しての執着心があり、なんでも質問する年頃です。多い時には5分に1回のペースで質問をしてきます。私はこれを「質問攻撃」と呼び、頼もしく対応していますよ。

子供の「何で?」という質問は、私達大人にとって正直どうでもいい質問が多いです。しかし、子供の「知りたい」という気持ちを尊重し、応えてあげるのもお母さんの仕事。なにもすべての質問に、正確に答える必要はないのです。猫はなんで「にゃー」って鳴くの?や「夜は何で来るの?」など、答えにくい質問の時にはあるかもしれません。
そんな時、私はこのように回答します「何でだと思う?」。そう返すと、子供に考えるきっかけを与えられるからです。わんぱくな息子は、「わからないから聞いてるの!」と反抗する時もありますが、一緒に考えてみようと話を反らすと落ち着きますよ。

このように、あきらめない粘り強さや好奇心、わがままは自己主張ができている証拠です。もの静かで恥ずかしがり屋の男の子に比べると「生きるパワー」を放っているのでしょうか、家の子は幼稚園で“リーダー的な存在”として、お友達から人気を集めているようです。

親としては鼻が高い

5歳にしてお友達の人気を集める我が子に育ち、親としても鼻が高いです。幼児期にわんぱくな男の子は、良い視点でみると“自我が強く意志を持っている”と言えます。確かに、公共の場所で注意をしても聞かない時は、わがままを言う子は育て方に問題があると思われがちです。しかし、注意を受ける回数が多いのはそれだけ「良い事と悪い事の区別」を学ぶ機会が多く、社会に出た時に善悪の判断を自分で考えられる子になるでしょう。
もし、「わんぱくすぎて手に負えない!」とお子さんの成長に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、「小さいうちで良かった」と前向きにとらえてください。思春期になって大きなトラブルを起こすリスクは確実に減っているのですから。

子供教育において、5歳の男の子は鍛えどき!質問に応える時は考えるきっかけを与え、叱る時は無限の可能性をつぶさないよう、厳しくも前向きに。子供にとって親は憧れの存在としていられるよう、日々子供と向き合っていきましょう。