子育てしやすい環境
子供が誕生するとその生活は一新します。
そのため子供をより育てやすい環境にするためにマイホーム購入などを考える人も多い傾向にあります。
主に初めて住宅を購入しようとする人の年代は30代から40代と子供が生まれるころの年齢や、小さい子供が居る家庭の大人の年齢くらいというのがメインです。
そのため出産や子育てというのは住宅購入に大きな影響を与えていることを伺い知ることができます。
家を建てるとなった時に重要になってくるのが、住宅を建てる場所です。
街によって街の雰囲気や特徴も異なってくるので、家を建てる場所次第で今後の生活が大きく変わってしまうことになります。
共働きで子育てしやすい街2019
過去に日本経済新聞が実施した「共働き子育てしやすい街ランキング」にて2019年にトップに輝いたのが葛飾区という結果になりました。
これは全国の162自体の1位ということで、2位の松戸市より1点高い72点という結果でした。
ここで重要になってくるのがこのランキングが共働きをしている家庭でのランキングという点です。
働いているということは、生活面はもちろんですが職場への通勤などの面も考えることになります。
そのため都心から離れた場所よりもある程度都心部の通勤がしやすい場所が選ばれるという傾向も見られるようです。
保育園が重要
子育て世代にとって住みやすい街の条件としてやはり求めるのが保育園です。
共働きの子育て世代にとって保育園がなければ両親揃って外に働きに出るということは難しくなってしまいます。
上記のランキングにおいて重視されるポイントの1つになっていたのが認可保育園に入りたい人が入れているかという点です。
東京都内でも待機児童数を見てみると現象傾向にはあるものの、まだ待機児童の解消には至っていません。
もしも保育園に入れたとしても、送り迎えが大変な場所にしか入れない場合それは共働きの夫婦の大きな負担になってしまいます。
もしも自分たちが今後住みたい街が決まっているという場合は、その自治体の待機児童の数をチェックすることも大切です。
1位の街の取り組み
葛飾区が一位になったのには、そこで行われている取り組みも大きな影響を与えています。
葛飾区では子育て支援の一環としてゆりかご葛飾という取り組みが行われています。
この取り組みは面談をして出産や子育ての相談にのってくれます。
相談に乗ってくれるのは子育てに精通している保健師や助産師であり、その家庭の状況に合わせたプランの作成を行ってくれます。
さらにその面接を受けた人は妊娠子育て応援券と呼ばれる券を1万円分後日もらえます。
悩みや不安の解消にもつながる上に、経済的な支援までしてくれるというのは子育て世代にとって嬉しい取り組みです。
この券は区内で買い物やタクシー代としても使用できる便利なものです。